Creative Cloudの2015年リリースが登場しましたね！
特にPhotoshopが良くなったように思います。

今回のアップデートでは、さらに迅速かつ簡単な画像の書き出しができるように。

CC 2014までは画像を書き出す際に画像アセットを利用していました。

CC 2015では、1つのレイヤー、アートボード、ドキュメント全体を、右クリックからの「書き出し」で書き出すことができるようになりました！便利！
もちろん、今までの画像アセット抽出も残っており、一括でも個別でもケースを選ばず効率的になっています。便利！

実際に使ってみて「あれ？これって不具合？」となったことがあったので、書き出し方法を含めてご紹介します。

書き出したい画像

今回のサンプルでは、この画像中のピンタレストを書き出してみます。
※実際にはこれを1枚画像で書き出すケースなんてないけど。

該当のレイヤーやフォルダを選択

書き出したいものを選んで右クリックで、
「書き出し形式」が表示されるので、これをクリック。

PNGで書きだすと決まっている場合は、一つ上の「PNGとしてクイック書き出し」を選んでもOK。

保存の形式などを選択

すると、上記のような設定画面が表示されます。

左側に選択したレイヤーが表示されます。もし複数レイヤーを選択して書き出しを選んだ場合はこのエリアに複数表示され、クリックでタブのように切り替わります。

設定できること

ファイルの保存形式

PNG・JPG・PNG-8・GIF・SVGから選択可能です。

画像サイズの変更

これは画像解像度の設定と同じように選択したレイヤーの解像度が調整できます。

カンバスサイズの変更

これもドキュメント自体のカンバスサイズの変更と同じ変更を書き出す画像ごとに設定できます。
この設定がとても便利で、アイコン自体のサイズがさまざまだけど、50px50px のボックスの中央に合わせる必要がある場合なんかに助かりました。

「いやー楽になったなー書き出すの早くなったなー」なんて思ってたら落とし穴が…

カンバスサイズに表示されたサイズと、実際に書きだされた画像のサイズが違う

書き出し時の設定

書き出された画像

ね！サイズが違う！
設定パネルにデフォルトで挿入されているサイズを変更しないで書き出すとこんな現象になることがあります。
100％なる訳ではないんですが…
0.5ピクセルなどの1ピクセル未満の処理が違ってたりするのかな？

スマホアプリの画像書き出しの案件では、それぞれの画像を偶数で書き出す必要があったりして、書きだされた画像のサイズをチェックすることが多いんだけど、チェック時にこれに気づきました。

対応策

デフォルトで挿入されている値を手動で書き換えると、同じ値を設定してもサイズが変わってしまうことはありませんでした。
次のアップデートで治るといいな。

追記

2015/08/07
CCのアップデートでPhotoshopのアップデートがありますと表示されていたのを発見。

詳細を見てみると、「書き出しの際のサイズの不具合を修正」と！

やっと治るよーめんどくさかったもんなぁとアップデートしてみて、実際にやって見ると！

なにも変わってませんでしたー

がっかり君がっかり君がっかりがっかり君

2015/08/08
朝、Macの前に座ってすぐまたアップデートの通知が来ていることに気づく。

ふむふむ。今度こそってやつかな。

あー、がっかり君がっかり君がっかりがっかり君

2015/12/21
上記からアップデートが何回かありましたが試してなかったです。
Adobe Photoshop CC 2015.1.1 (20151209.r.327)
このバージョンでもやっぱり書き出しのサイズはおかしいまま…